竿と銛を担いで歩いた日々

1980年代生まれの底辺系釣りバカが、釣りと魚突きの思い出を綴るブログ。思い出した事を書きなぐっています。

投げサビキで青物を狙う【海釣り】

ある時期、俺は投げサビキによる青物釣りにハマっており、毎週のように友人とサビキ釣りに出かけていた。

 

安くお手軽に、ワカシ(イナダ)、サバ、シイラ、ソウダガツオなんかの青物が釣れた。

 

タックルはカゴ釣り用でも投げ竿でも良い。

仕掛けは太めのサビキに遠投ウキ+下カゴで、カゴにはアミエビを詰める。

 

遠投ウキはサビキウキでも良いが、飛距離が出にくい為、出来れば遠投カゴ釣り用のウキ(高い)が望ましい。

ウキのロストはあまり無いので、1本くらい買っておくと良い。

 

又は、海が荒れた翌日に遠投カゴが盛んな地域のサーフを歩けば、そこらに転がってるし、小型旋盤で遠投ウキを自作するようなマニアも案外多いので釣り場で仲良くなれば分けてもらえたりする。

 

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投げサビキ仕掛け(下カゴバージョン)

 

通常、置き竿でサビキをする(さびかない)時は、上カゴでコマセとサビキを同調させるのがセオリーだが、上カゴだと重心が仕掛けの上下に2つ存在する事になり、飛距離が稼げない。

 

下カゴ仕掛けだと、キャストしたサビキ仕掛けはシュルシュルーっと綺麗なアーチを描いて飛んでいく。

 

飛距離信者の俺は、そんな訳で下カゴ仕掛けを愛用していた。

 

投げてしばらく待っていると、ドカン!とウキが消込み、針掛かりした青物が大暴走を始める。群れに当たると忙しく、すぐにクーラーが一杯になってしまう。

 

釣果を友人と競うのも楽しく、夏の楽しい思い出だ。

 

投げサビキにもデメリットはあり、それは遠投カゴやメタルジグに比べると飛距離が出ないという点だ。

 

ジグはともかく、遠投カゴ師が沖合にコマセの弾幕を張ってしまうと、魚が手前に寄り付きにくく、カゴ師は爆釣なのにサビキは沈黙、という悲しい事が起こる。

 

飛距離が出にくいというデメリットはあるものの、魚が寄っていれば誰でも簡単に良く釣れる仕掛けだ。

 

初心者の方、如何でしょうか?

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