竿と銛を担いで歩いた日々

1980年代生まれの底辺系釣りバカが、釣りと魚突きの思い出を綴るブログ。思い出した事を書きなぐっています。

安くて簡単なアナゴ釣りを友人に教える【海釣り】

20代で就職したての頃、地元の友人から

「釣りを始めてみたい」

と相談を受けた。

 

話を聞いてみると、あまり金は掛けたくないとの事。

更に、サビキみたいな忙しい釣りでは無く、ある程度大物が狙える釣りが良いらしい。

・・・何とも都合の良い話だが、素人なんてそんなもんだろう。

 

そんな友人のデビュー戦に俺が選んだのは、夜釣りのアナゴ釣りだった。

 

竿は何でも良い、リールも適当で良いがナイロンの4号か5号を巻いてきてくれと俺は友人に伝え、夜中の12時に俺の実家に集合。

 

仕掛けは軽めのジェット天秤に丸セイゴ針14号(ハリス付き)を結んだだけのシンプルなもの。

餌はサンマの塩締めで、夜釣りのアタリがとれるように鈴を竿先につける。

 

河口絡みのポイントに到着したら足元でも少し投げても構わないから、仕掛けを底まで沈めて後は待つだけ。

アナゴは嗅覚が鋭いので、とんでもない所に投げない限りは自分から餌を探し当てて釣れてくるもんなんだ。

 

果たして、10分程待つと竿先の鈴が震えだす。

 

十分に喰い込ませるまで待って、釣れてきたのは太さが俺の腕ほどあろうかという大アナゴだった。

友人も同じようにアナゴを釣り続け、クーラーの中がアナゴだらけでちょっと気持ち悪い事になったくらいで帰宅。

 

良い釣行となった。

 

こんな風に、テキトーな仕掛けで安上がりに、簡単に大物が狙えるのが夜のアナゴ釣り。

初心者向けに如何ですか??